一章

8/9
前へ
/80ページ
次へ
颯爽とエレベーターに乗り、ついた先は最上階の社長室。 ガチャ 優子『さ、2人とも入って♪』 2人『はい』 恭也と季穂は優子さんに促され、社長室におずおずと入った。 そして、見たのは20代とおぼしき男の人と2人の少年。 少年2人はソファーに座り、男の人は側に立っていた。 ???『ありゃ?どっちが仲間?』 その少年のうちの1人、可愛い感じの子が言葉を発した。 ???『バカ、普通に考えて男の方だろ…。わかれ、海斗』 そしてもう1人、可愛い感じの子を海斗と呼ぶ少年が注意した。 海斗『え~??蓮ちゃんだけクールな感じで実は1人は女の子!っていいでしょ?』 優子『こらこら、2人共♪海斗、蓮詞の言ってることは間違ってないから!』 いつのまにか2人の前に移動していた優子さんが戒める。 海斗『むぅ。…残りの子って誰ぇ?』 バツが悪くなったのか、話をそらした。 優子『もう…。とにかく、恭也君、ちょっと来て!』 呆れたが、すぐに切り換え、扉のすぐ近くにいた恭也を呼んだ。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1556人が本棚に入れています
本棚に追加