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心臓が煩い。 隣の小学校では歌を歌っている。 その歌が 風に乗って私の耳まで 運んできた。 《人はみんな誰でも 1人では生きてゆけないから~♪~♪》 私が大好きだった曲。 私の目から溢れた涙が 屋上の床を濡らす。 「ありがとう」 雛のお陰だと改めて悟る曲だった。 その曲が 私の背中を優しく押した気がした。
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