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「ふぅっ……ふぅっ~」
草原を越え息も切れるほどの急な登り坂を歩くこと数時間
太陽も西へ傾き始めた午後の峠道
ようやく峠の折り返しに到着した私の目に映るのは彼方に栄え大きな施設が立ち並ぶ 巨大都市ナバネア
「……綺麗……‥」
傾き始める太陽が都市の周りに広がる湖と都市を照らしナバネア全体が黄金色に輝いて見える
しばらくの間疲れを忘れるほどに見入ってしまう位の景色を眺めた私は景色を惜しみながらまたあるきだす
「今日の夜までには到着できそうかな」
目的地が見え始め疲れた体にも再び力がわいてくる
峠を早々と下り降り――――――――
………何事もなく数時間もしない内に峠を越えた私の目の前にナバネアがもう間近にせまってきた
日はすでに落ち薄明るく夜空に向かうナバネアの街の光
湖は波打つことなく静かに夜空と街を映し出す――――――
「ふぅ~。ようやく到着」
村とは比べものにならないくらいの建造物、街の光
ナバネアを訪れる度に感じる文明の華やかさ
私は街の中へと足を運ぶ――――――
《巨大都市ナバネア》
私はすかさず宿に入り 宿賃を払うとシャワーも入らずにすぐに眠りについた
ZZzz....
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