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「……ここか。」
……ユズがナバネアに到着してまもなく―――
ケイが訪れているのは世界一小高い山脈が連なるメキシ山脈のふもとにひっそりとたたずむ コルナ村―――――
「………」
ケイが見据えた先に映る火山――――
灼熱の溶岩
うなりあがる黒煙
そこにケイの目的である鉱石は眠っている――――――
「少し休むか…」
ユズが目指したナバネアの2倍はあろうかという距離をケイはユズとほぼ同じ時間をもって踏破していた―――――
ケイは村の宿で一夜、疲れをいやすために宿屋へと足を踏み入れる―――――
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