プロローグ

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ユッティの良き理解者であり、いつも身の回りの世話をしてくれているオカキも同行してくれた。彼は半猫人(顔が猫、体が人間)なので、地球人を驚かせないよう、基本的には猫顔のペンダントに姿を変えてユッティの首に掛けられている。 『🙀ユッティ、そろそろ王子候補を探さないと、アンドロメダ様がお迎えに来てしまうよ〜』 私、ユッティの胸にあるペンダントが心の中に語りかけてきた。 アンドロメダ様とは、私の母で黄色の王国の王女である。 母が宇宙車で迎えに来たときに、それに乗って帰らなければ、一生、この地球にいることになるらしい。
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