プロローグ

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「じ、地震!?」 「おいっ!早くこっちへ来い!潰させるぞ!」 軍人が壁から離れようとしたとき、一人の軍人がふと止まり、遠くを見た。 その目線の先には少女が立っていた。 「子供……?」 「おいっ!早くしろ!!」 その声で我に返り、また走りだした。途中振り返ってその場所を見たが、誰も居なかった。 軍人が土の壁から十分に離れた場所についた瞬間、壁の表面が崩れ落ちてきた。 地響きも止み、土砂崩れから逃れた二人は崩れ落ちた場所を見て驚愕した。 「こ、これは…顔……!?」 その崩れ落ちた場所からは、巨大な機械の顔が見えていた。 その目からは、まるで意志が有るかのように光っていた…… 統一暦027年 東京エリアにて、謎の人型機械を発見…… ーそして20年後…ー 新たな危機が迫っている事を、誰も知らなかった……。 「アタック・ファイタース~星の海の記憶~」
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