ロボット時代の末路

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政府はロボット警官を全面採用することになった。 犯罪率を減らすためにも、ロボットにより非情さアピールも必要だった。   そんな中、発電所を増やすべきかしないべきか議論するニュースが流れている。 ジパングの発電所は1ヶ所しかない。巨大な発電所こそ、国を潤す源でもあるのだ。 それを増やすべきか議論されたが、政府は増やさないことにした。   やがて、何もかもがロボットや電力に支えられているうちに、だんだん不安も募り始めた。 万が一停電になったら、国民は生きられなくなるという噂が様々な国々の間で囁かれた。 そんなことも知らずに、政府は電子ロック全面変更や、ガスの廃止などを採用した。   そんなある日、ツケが回った。
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