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1週間後。
大統領は武装姿でエリート部隊とともにボスの待つ貧民街へ進んだ。
道中、アンナやデモ隊のボスに同情した市民たちが暴動を起こすが、エリート部隊の襲撃に全員が倒れた。
そして、約束の待合場所へ着くと、サングラスと黒いスカーフを巻いて顔がわかりにくいが、パンク服姿の女性がいた。
銃やナイフ、毒矢などの武器が全身に装備されている。
「貴様がボスか。小手調べにやってみろ!」
言うなり護送車から兵士が数人襲い掛かってきた。ボスは先頭を蹴り上げ、そのまま全員倒した。
「ほぉ、やるな。だが、私が率いた部隊はエリートクラス。これまでの奴らとは違う!」
エリート部隊が一斉に武器を構える。が、ボスは微動だにしない。
「さぁ、アンナを出せ。そして我々の支配を受け入れろ。そうすれば、もう殺さないぞ。」
「あなた、あのさようならの意味を理解していないわね。」
言うなりボスは、サングラスとスカーフを払い落とした。
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