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翌日、みんなで内藤の捜索を続けることにした。
だが、どれだけ頑張っても内藤は見つからず、2階の階段にて内藤の携帯が見つかっただけだった。
夕方、途方に暮れていた時、警察とともに榎本がやってきた。
木戸「いったい何が?」
榎本「内藤の捜索願いだよ。そんで、ココのことでわかったことがあったんだ!」
木戸「本当か?」
榎本「あぁ。あの廃校の校長は、意図的に校長室を3階に移したんだ。」
木戸「何?」
榎本の話によると、廃校になる11年前当時の校長が外で走り回る生徒達を眺めるために3階に移転したらしいのだ。しかし、舞台は中学校。受験や進路に追われ、外で遊ぶ生徒を見れなくなってしまったのだ。そこで校長は、生徒達に「疲れたならいつでも相談にのる」と、ある朝礼で言ったらしいのだ。だが、誰も来てくれず、それどころか進路に追われて追い詰められた生徒が、病院行きになったりした。それでも校長は、生徒たちを待っていたのだろうか、ある日校長は、校長室で生徒たちが来るのを信じながら、眠るように死んでしまったらしいのだ。
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