怪談シリーズLv.2

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やがて、あの野球部たちが県大会へ出たことを知った俺は、あの石碑のことを調べてみた。 すると、すぐに神主たちが石碑の所へやってきた。 そして、すぐに石碑の処理を始めたのだ。 いったい何があったか聞いてみることにした。 神主「この石碑は、昔あの運動場の工事の早朝から夜まで続く騒音により、寝不足などによる鬱病やノイローゼで自殺した大学生たちの霊を鎮めるためのものです。」 俺「この石碑を直そうとしたら、すぐに離れろみたいな声が聞こえたのは…?」 神主「なんと!もう遅かったか!そのうち1人は、普段は温厚だが、あの運動場を利用している高校生を末代まで呪うと叫んだほど強い恨みを持つ女子大生なのに!」 俺はすぐに確信した。 あの人たちは、野球部たちを呪う気だ。   俺は数日県内ニュースを探しては食い入るように見続けた。 しばらくして、その野球部が甲子園行きになった。 しばらく何も起きていないため、不安でたまらなかった。
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