怪談シリーズLv.4

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1階から入って、階ボタンを1と地下以外全部押すと奇妙な動きをするそうだ。 2階、3階、4階と上がっていくが、何ともない。 次第に3人もイライラしている。 大沢「なぁ、ホントーになるのかよ。」 川辺「僕だって、わかんないよ!聞いた話だから。」 やがて、屋上に着いた。 米内「何ともないじゃん。」 西尾「じゃあ、下だな。今度は全部押すか。」 そして、エレベーターが下へ下りていく。                           異変に気付いたのは地下から1階へ行こうとした時だった。 西尾「おい、コレ!」 何故か1階を降りようとした時、勝手にドアが閉じられたのだ。しかも米内を残して。 大沢が『開く』のボタンを押したが開かなかった。 しかもエレベーターは上へ下へと勝手に動き、その都度開いてはすぐに閉まった。 大沢「どーなってんだよ!」 川辺「し、知らないよ!」 西尾「なぁ、このままどうなるんだ?俺たち…。」 やがて、3人は屋上でいったん降りた。
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