85人が本棚に入れています
本棚に追加
1階から入って、階ボタンを1と地下以外全部押すと奇妙な動きをするそうだ。
2階、3階、4階と上がっていくが、何ともない。
次第に3人もイライラしている。
大沢「なぁ、ホントーになるのかよ。」
川辺「僕だって、わかんないよ!聞いた話だから。」
やがて、屋上に着いた。
米内「何ともないじゃん。」
西尾「じゃあ、下だな。今度は全部押すか。」
そして、エレベーターが下へ下りていく。
異変に気付いたのは地下から1階へ行こうとした時だった。
西尾「おい、コレ!」
何故か1階を降りようとした時、勝手にドアが閉じられたのだ。しかも米内を残して。
大沢が『開く』のボタンを押したが開かなかった。
しかもエレベーターは上へ下へと勝手に動き、その都度開いてはすぐに閉まった。
大沢「どーなってんだよ!」
川辺「し、知らないよ!」
西尾「なぁ、このままどうなるんだ?俺たち…。」
やがて、3人は屋上でいったん降りた。
最初のコメントを投稿しよう!