怪談シリーズLv.4

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大沢「ダメだ、このエレベーター何かあるぜ。」 西尾「怖かった…。なぁ、川辺。教えてくれよ!このエレベーター、どーなってんだよ!」 川辺「僕だってわからないよ!」 西尾「頼む、ホントーのことを教えてくれ!カネなんてもう取らないから!お前が数学でわかんないとか言ってた公式解説してやるから!」 川辺「そんなこと言われても…アレは作り話のつもりだったんだけど。」 大沢「え?」 川辺「咄嗟の当てずっぽうだったんだ。」 大沢「だ、だって…俺たちはさっき…!」 そこへ、米内が管理人と一緒にやってきた。 米内「大丈夫か!」 管理人「まさかこうなるとは…大変なことになっていたな。」 川辺「すみません、僕たち…。」 管理人「いや、謝るのはこっちの方だ。あのエレベーターでいじめがあったんだ。このマンションに住む女の子が、いじめから逃げ回ったんだ。降りようとすれば待ち構えるいじめに捕まり、自分の部屋に連れ込まれ、何をされるかわからなかった。そして追い詰められた女の子は、屋上で飛び降り自殺したんだ。こんなことを言わないばかりにいた私の責任だ。」   これが怖くなった大沢たちは、川辺を仲間に入れた。 川辺は結局、3人に一目置かれるようになった。
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