怪談シリーズLv.6

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さて、大山と三沢と森口は、神社へ向かった。 心配するみんなをそっちのけにして、どんどん先へ進んでいくのだった。   さて、早速神社へ着いた3人。 森口が神社を撮影していると、三沢が何か見つけたようだ。 三沢「ねぇ、アレって…?」 指差したのは、木だった。 目を凝らして2人がよく見る。 そこにある木には、ワラ人形が刺さっていた。 大山「三沢、何か名前とかないか見てみろ。」 三沢「えーと…、かすんで字が見えにくいけど、『山本』しか読めないよ。」 と、その時だ。                                   ???「見たな~!」 獣のような声とともに、森の奥から1人の女が現れた。 白い装束に円い鏡のペンダント、頭に蝋燭があり、手には包丁が握られていた。 大山「ま、マジで出た~!!」 森口「と、取り敢えず、て、撤収!逃げろー!」 3人は一目散に逃げた。 幸い女は足が遅いからか、振り切ることができた。
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