怪談シリーズLv.8

5/8
前へ
/933ページ
次へ
更に進めていくと、占い少女のシーンで、次なるバグが発生した。 砂嵐が発生し、次に映ったのは机だった。机の上には紙が置いてあって、右手が見える。 紙にはなんて書かれてあるのか見えにくく、読みにくい。が、次第にピントがハッキリしたところでカメラで撮った。 そこで砂嵐。 しばらくして、今度は別の映像が流れた。 見えた映像は、1人の男だ。 男『悪いけど、君の作品を盗んだ証拠はないよ。このぐらいなら、口止め料になるな。裁判沙汰になったら、サエキさんにとって都合が悪い。ま、婚約者だからいいだろ?な?』 佐伯? 取り敢えず、口止め料を受け取ったのは女性だろう。 佐伯と言えば、今回のゲームを開発した佐伯渉だろう。   横尾「ってことだ。佐伯渉には婚約者がいるらしいな。」 小塚『らしいですけど、彼女が行方不明らしいんです。』 横尾「あ?」 小塚『婚約者の名前は三笠有佳里。ライトノベル作家ですよ。』 横尾「あー、《白い揺りかご》のだろ?行方不明になったのは確か…?」 小塚『ゲーム発売日が決まって5日後です。』
/933ページ

最初のコメントを投稿しよう!

85人が本棚に入れています
本棚に追加