絶食

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ある日、俺は行方不明の妹を助けることに成功した。 妹は痩せ細っていて、病院にてスゴく後悔していると言っていた。 妹はダイエットサークルと称されたカルトに入って、そこで数日過ごして死の寸前で救われた。 洗脳は思ったより浅く、病院に駆け付けた親父やおふくろと弟に、弱々しい声で何度謝ったんだろう。   妹が引っ掛かったカルトは絶食のカルトだ。 何も食べる事無く、飢えや空腹と戦いながら死んでしまう。 何も食べられず、水も飲めず、妹は苦しみ続けた。   え? 何で妹が引っ掛かったか? あぁ、今から教えるぜ。
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