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江利子は中学生になって、真面目な生徒になっていった。
が、これにも問題が。
校則は人一倍しっかり守っている。が、自己主張が全くできていなかった。ほとんどがマニュアルに沿って生活をしているみたいだった。
江利子は過度の服従に身をおいていた。
先生の言うことはもちろんのこと、友達との約束や生徒会の決まりごと、更にはいじめられっこの言うことも聞く始末。
一番江利子を混乱に陥れたのは、やはり矛盾の命令に違いなかった。
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