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地下へ案内されると、そこには広い場所があった。
広い畑だ。
大麻の畑か?
それにしては葉の形が違う。
「コレは?」
「大麻の新種さ。うちが育ててる奴は、品種改良を施した新型の大麻だ。麻薬探知犬すら気付かない全く新しい大麻だよ。」
「コレを管理してるのは?」
「管理してるのはそこらのクズどもさ。犯罪者やホームレス、失業者に浮浪者だ。こういう奴らは社会で受け入れられない運命だ。だったら我々のために働けばいいのさ。もちろん我々がスカウトして。情報や社会、ましてや家族から一切断ち切られたこの大麻畑で一生働くのだ。」
俺はコレで行方不明者の真実を知った。
しかし問題はまだある。
宝石の採れるハズのないこの国で、いったいどうやって宝石が手に入るのか。
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