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まずは電話。
前日、服装が乱れているので呼び止められた3人が、通院のため遅刻とのこと。朝、起きたら急に、耳が聞こえないことに気付いたそうだ。
更に厄介なことも発生。
前日、廊下に呼び出した6人が、いきなり行方不明になっていて、代わりに朝、彼らのベッドに、5才くらいの子供が寝ていたらしい。
佐原は不思議に思った。
まさかあの大凶おみくじが本当になってしまったのか?
喋ってることが良かれ悪しかれ、本当のことになってしまうぞ!
その言葉が、悪魔や魔王の囁きに聞こえた。
その日、佐原はいじめが原因で保健室登校になっている遠藤と南のもとへやってきた。
佐原は遠藤を睨んだ。
佐原「遠藤、お前そんなでは単位取れないぞ。南の場合はな、キレやすいから隔離にしているだけだ。」
遠藤「じゃあ、先生はどうしていじめの対処をしてくれないの?」
佐原「お前が強くならなければならんからだ。できないなら、電車にひかれて死んでしまえ!」
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