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その夜中。
淳平から電話だ。
「淳平、あんた相澤先生の教えを破って破門されたんだって?」
『あぁ。』
「でも、先生の教えは正しいと思うぞ。誰かを信じないと、あんた結局1人のままだぞ。」
『社会で仲間が通用するわけないだろ。常に敵視しなければ社会に勝てないだろ。だから納得できなかったんだ。』
「そんな!」
『後、俺は相澤に知らしめる。明後日、俺は相澤に硫酸をぶっかける。』
「おい、どういう意味だよ!淳平?おい、淳平…て切れたし。」
次の日。
「おい、マジかよ!」
草野球へ行く道中、竜太はこのことを仲間に話した。
「全く、潜伏してたのか?」
「こうなったら、明日は確か収録が入ってるから、俺が車で送ってやる。」
「私は護衛をするわ。」
こうして、次の日の備えが整われ、竜太も相澤の護衛についた。
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