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そして収録日。
桜沢武信の車に乗るみんな。護衛は竜太と、相澤と同じ番組に出る中村リン、双子芸人の二階堂カズマとカズヤ兄弟、医大生の七海謙二、そして助手席は平沢みちるだ。
そして収録が終わり、護衛班とで駐車場を歩いていた時だった。
「待っていた。」
突然誰かが現れた。
淳平だ。
「淳平、やめろ!」
「やめないな。コレを見ろ。」
淳平の手にはビンが握られていた。それを見てみんなは身構えた。
「淳平くん、やめなさい!」
みちるが叫ぶが、淳平はビンを構えた。
「誰かを信じるなんて馬鹿げてる。疑わなければ社会で生きられない。」
「川上くん!私は君に仲間の存在を理解して欲しかったんだ!」
「ふざけるな!なら、何故俺を破門したんだ!」
「君が裏切るかもしれなかったんだ。仕方なかったんだ!」
「何!?ふざけるな!」
言うなり淳平はビンの中身を相澤目がけてぶちまけた。
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