夢の中へ

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その夜。 光一は10時どころか夜中の2時に帰ってきた。   次の日。 みんなで朝ご飯を食べていると、いきなり来客が来た。 和美が開けると、そこには黒い服の男がいた。 「どちらさま?」 「私は夜の使者。ココに、出掛けたくても仕事が邪魔をするという家族がいますね。それなら、夢の中に行けばよいのです。昼がダメなら夜です。今夜、夢の中で私が案内しましょう。」 そしてドアを閉めた。 「あなた、今日の帰りは?」 「9時頃になるが?」 「ならいいわ。今夜、早く寝ましょう。」 「あ、あぁ。」
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