夢の中へ

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その夜。 この日みんなは10時半に寝ることにした。   その夢にて。 4人は見知らぬ場所にいた。 そこへ。 「ようこそ、夢の世界へ。」 夜の使者が現れた。 「あなた方を楽しい世界へ誘(いざな)って差し上げましょう。」 夜の使者に導かれるまま、4人は門を潜った。 そこには。 「うわぁ。」 4人が行きたかった遊園地だった。盛大な賑わいの中、夜の使者は頬笑んだ。 「この世界は朝まで楽しい時を過ごすことができますよ。さぁ、ごゆっくり。」 「やったー!」 雅人と由美は喜んだ。 遊園地ではしゃぐ子供たちを2人は見守った。 夜の使者は更にこんなことを付け加えた。 「行きたい場所はあなた方のお望みによればいつでも連れていって差し上げましょう。映画館や動物園、水族館に博物館、更にテーマパークや海外にも連れていけますよ。」 「ありがとう。これで安心だ。」
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