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夜、勇作を呼び戻すために、浅間が勇作の家にやってきた。
「進藤さん!」
「…お前か。」
「1つ聞きたいが、何故物資の受け取りを拒否したんだ?」
「心して聞くなら教えよう。」
そして、語り始めた。
「理由は2つある。1つ目は便利に毒され、助けられる立場だけに惑わされたくないからだ。そしてもう1つあるが、ワシはある暴力団と戦っているのだ。そやつらは、善を装って悪を働く奴らでな、もしかすると奴らがココに現れているかもしれないのだ。」
「何故、そうわかったのです?」
「救援物資を運んだ奴らの中に、あの暴力団のメンバーの1人とそっくりな奴がいたからだよ。」
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