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ある日、香帆里が電話をとった。
息子の泰樹が学校で倒れたらしい。原因はわからない。
泰樹を早退させるため、車を走らせる香帆里。
泰樹の顔には元気がまるでない。
疲れ果てたような顔だ。
家にて、香帆里は何故倒れたのか聞いてみた。
「学校で何かあったの?」
「頭が痛かったんだ。」
「倒れたのが授業の時だったんでしょ?大丈夫?明日から休んでる?」
「ううん、今日休んで明日から学校行くよ。」
「そう?無理はしないでよ。」
「うん。」
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