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(効果音:駆け足の音)
ヒイロ「監視カメラか……。破壊するのは簡単だが、それでは居場所が分かってしまう。別の通路から行くか……」
五飛「それは無理だな。カトルがコントロールしている警備システムからは、そう簡単に逃げられない事くらい分かっているだろう」
ヒイロ「五飛……お前もか……!!」
五飛「お前の味方は、ここには誰一人いない」
ヒイロ「なぜだ……! お前には、俺と敵対する理由がないだろう」
五飛「なぜ、か……。それは俺にも分からん。ただそうしたいと思っただけだ。……ヒイロ=ユイ! お前のような男と戦ってみたいと思うのは、戦士として当然の事だ」
ヒイロ「そう思うのはお前の勝手だ。だが、俺にはそれに付き合う義務はない!」
(効果音:カランと金属を床に落とす音)
(効果音:爆発音)
五飛「……煙幕か……!!」
(効果音:駆け足の音)
五飛「逃げるのか、ヒイロ!」
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