10人が本棚に入れています
本棚に追加
『影・・・いや、闇から鎌を生み出す能力か・・・』
『能力がわかっても無駄よ』
ツクヨは手を大きく開き、それを金色の
死神へと向ける。
その直後、死神の前後左右から計8本の鎌が現れる。
『・・・月下終焉!』
開いた手を握りしめた瞬間、8本の鎌が死神を襲った。
『ぐあぁあぁぁ!』
彼は、血を撒き散らしながら空中を舞った。
一瞬の出来事だがとても長く感じた。
『いやぁあぁあぁぁ!』
彼に駆け寄る。
もう血は見たくない
もう誰かが傷付くのは見たくない
それが私の虫(ユメ)
だから・・・力を貸して・・・
最初のコメントを投稿しよう!