16770人が本棚に入れています
本棚に追加
森に沿って車が走る。
森を抜けると、白いドーム状の小さな建物。
…なんだか便器みたいだ。
駐車場に車をとめ、研究所の入り口まで歩く。
黒いスーツの男に囲まれていたので、逮捕された気分。
中はずいぶんと広く、いくつか扉が見える。歪んだように見える壁は『近未来デザイン』ってやつか?
「やあ、ようこそ!!」
目の前に一人の白衣の男。いかにも高学歴といった感じ。
流れにそって研究所を奥に奥にへと進む。
「ここです」
バカでかい機械が真ん中にある
それ以外は何もない至ってシンプルな部屋だ。
「矢崎組の方々ですね?お待ちしておりました」
初老の男がイスを回してこちらを向く。
最初のコメントを投稿しよう!