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………?
はいっ?
「ちょっ!おまっ!何人のベッドで寝ようとしてんだよ?自分の家帰れって!」
「だぁかぁらぁ、私は天界から来たんだから人間界に家なんかあるわけないでしょ?」
あぁ、なるほど…。
てことは?
「これから一年お世話になりまぁす」
まさか…!
これから一年俺の部屋に住む気か?
のぉぉぉ!
「ちょっと待て待て!一応俺は男でお前は女だ!こういうのはだな…」
「…すー、すー…」
寝てるし…。
「ったく、ベッド取りやがって、床で寝ろってか?」
寝てりゃあ可愛いのに…。
俺はため息をついて電気を消した。
「おやすみ」
床に寝転び、目を閉じた。
「一年…か…
まぁ、よろしくな」
不思議と笑みがこぼれていた。いきなりの来訪者は、それこそ天使の様な寝顔で夢の中に旅立っていた。
これが俺と彼女との出会い。
本当に不思議な夜だった、一生忘れないだろうな。こんな出会い方をしちまったんだから。
イヴからX'masへ、聖なる夜へ変わった夜。俺は天使の様な彼女に一言言葉を贈り眠りについた。
「メリークリスマス…」
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