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自身を抜き、ゴロリと相手の横に脱力して横たわりたかったが、取り敢えず相手が散らした慾を舐めて
“溜まっとったんやな、いっぱい出たで?”
と、言ってやる
その言葉が耳に届いているかも判らない程にもう、瞼がとろんとしていて、今にも閉じてしまいそうだ
心は闇後、意識は暗転
一生一代、最期の“行為”に体力を使い果たし、眠くなるがままに瞼を落とし、眠りに就く
未だ余韻が残っているのか微かに震えている、だらしなくも投げ出された艶かしい脚
目に焼き付けるように拝みながら事後処理をし始めるのは市丸。
時折、此のまま目を開けなかったらどうしようか等と考えたが、僅かながらに聞こえた寝息に安息の意を沈めていた。
夜も更け、事後処理を済ませばもう外も白んできていた。
綺麗に死覇装を着せられ寝かされている日番谷の横に身を倒し、寝顔を眺めていた―……
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