彷徨い果ての氷心

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思い切って告げた、自分の斬魄刀に対しての気を楽にしてくれと言った意味を含めた言葉。 その言葉に、最初は戸惑っていた彼も今までに見せたことの無い表情で肯定の意思を示してくれた。 安堵した。 己のように、表情を表に出さないような堅苦しい性分は緩そうだ、と。 蟠り 微妙な距離感 秘め足る微かな想い    再確認した居場所 それらは此の2人だけの中を駆け巡っていた不安要素。然し、それらは一掃されたのだ。 此の、僅かなやり取りによって。 そして、 もう1つ、生まれた感情 其れは、態度や詞に切り替わる ―‥…!氷、輪丸‥? ,
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