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ん?佐藤くんが見あたらないが…どこへ行った。
「佐藤くんは?」
辺りを見回しても見あたらなかったから蛍に聞いてみる。
「…ここ。」
すると、蛍はスカートの中に手を突っ込み、佐藤くんを引きずりだした。
「……。」
「……。」
「暖かそうですね…。」
俺は佐藤くんと蛍を交互に見ながら呟いた。
「…うん、だって佐藤だもん…」
「………そっか。」
佐藤くんへの激しい怒りを全く表に出すことなく相槌をうつ俺…
そして再び佐藤くんをスカートの中にしまう蛍。
どちくしょう…
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