方言

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それから……特別会話もすることなく一週間が過ぎ去った。 その頃には俺もソイツの声がうろ覚えになっていた。 だって……本当に無口なんだもん。 授業中や休み時間に何度か視線を感じた事もあった気がするが、俺の勘違いだろうと思う。 だってソイツはいつも無表情でどこか遠くを見ている感じだから俺じゃなくて俺の後ろの方を見ていたんだろう。 うん。間違いないね。
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