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ふふふ。
手錠なら愛知さんは腐るほど獲得出来ますからね。1つくらい構わないでしょう。
ぬらり「………テジョウ…とな?それは何ぞ?」
愛知刑事「おいオオカミ。俺の手錠がなんだ??」
大阪「愛知さん。愛知さんの手錠を1つください。」
愛知刑事「なんでまた?」
大阪「ぬらりひょんさんにあげるんです。そしたら、壊れた壁を直してくれますから。」
愛知刑事「この壁を……直す?やっぱり大工か??」
大阪「いや……だから大工さんじゃありません。とにかく。ください!」
愛知刑事「……………わかった。ほらよ。」
愛知さん!やっぱりやっぱりいい人!!
大阪「ありがとうございます!」
ぬらり「おい!無視をするな!」
あ、忘れてました。
大阪「すみません。これです。」
ぬらり「?………………これはどぉやって使うのだ??」
大阪「これは、こぉやって使うんですよ。」
カチャン…カチャン……
ファーム「……あれ?なんで俺?」
大阪「これで、相手の自由を奪うんですよ。本当は………え~っと……宇宙警察さんが、犯人さん、容疑者さんを逮捕する時に使うんですよ。それの地球版です。」
ぬらり「ふむ…………ファーム。動けるか?」
ファーム「足は動くけど手は動かねぇ………ぃだだだ…………。」
ぬらり「敬語を使わぬか!」
大阪「手錠は頑丈ですからね。なかなか外れませんよ。」
あ。鍵も渡さなきゃ。
ぬらり「ふ~ん……うぬよ。もう1つ献上せい。」
え?
大阪「もう1つですか?何故ですか??」
ぬらり「これでファームが余から逃げ…………な、なんでもないわっ!!さっさと献上せぬか!!!」
…………………………………。
大阪「…………ファームさん………。」
ファーム「………………助けて………。」
大阪「…………………………。」
ファーム「…………………………。」
大阪「愛知さん。もう1つください。」
ファーム「なんでだよぉ!………グスングスッ……皆ヒデェよ…………。」
叫べるんですね、ファームさん。
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