第3怪

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    キュィィィィィィィ!! おお!? ……なんか壁が………巻き戻しされて…………。 ひび割れすら巻き戻されていくように消えていきますよ………。 愛知刑事「な……マジ………かよ…。」 愛知さんもア然としてますね。 大阪「…………む?」 タッタッタッタッ! !!? なんか救急隊の方々が………タンカーに警察官さんを乗せて………後ろ向きに走ってきましたよ………。 あ。警察官さんをタンカーから降ろして去って行きましたよ。後ろ向きで。 ちょー滑稽。 それは置いといて。 やっぱり。 傷が癒えていきますよ。 いや。「癒える」ではなく、「なかったこと」になってるんでしたね。 …………しかし………。 大阪「ヨキさんにザムさんの時間は戻らないんですね。」 次々に怪我人が後ろ向きに運ばれてきて、次々と傷が「なかったこと」にされていくのに………。 大阪「ファームさん。なんでヨキさんとザムさんは戻らないんですか?」 ファーム「…………………………。」 ………………魔法に集中してるんですかね。 大阪「終わるまで休んどきますかね………愛知さん。少し待っときましょうか。」 愛知刑事「ん?ああ。そぉだな。」 あ~…………寝たい。
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