第4怪

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    兵庫「宇宙が………1つじゃない……だと?」 大阪「彼らは確かにそぉ言いました。」 ヨキ「どぉいうこと?」 兵庫「…………………。」 明石……。 大阪「すみません………。僕が少しでも抵抗すれば情報が……」 兵庫「難波、でかした。」 ?? ヨキ「総隊長?」 兵庫「これでヨキ達の情報が本物だと確実が出来た。そして。」 ファーム「………そして…?」 兵庫「これで心置きなく宇宙政府と神を軍事聴取にかけられる。」 ??? 軍事聴取? テルル「軍事聴取ってなんだ?」 兵庫「………お前って一応軍人だよな?後でファームに聞け。」 ファーム「……なんで俺なんだよ…………。」 兵庫「実はな…………前からあったんだよ。そぉいう話がな。」 ヨキ「……………どぉいうことよ?」 兵庫「多分だが………宇宙政府の重鎮、ストックホルムと神は…………もう1つの宇宙について、何かを知ってるんだ。」 !!? ヨキ「い、意味が解らない!!」 兵庫「もっと言うと、奴らは………もう1つの宇宙と繋がってる…って話があるんだ。だが、誰がどんだけ詰め寄っても、奴らはのらりくらりと摺り抜けてはぶらかすんだ。もちろん俺もストックホルムに詰め寄ったんだ。それもはぶらかされたがな。」 大阪「ちょっ、ちょっと待ってください!何故そんな重大なことを黙ってたんですか!!?」 ヨキ「そぉよ!!」 兵庫「お前達に話せば、嫌でも騒ぎだすだろ。俺達が騒げば、そりゃあ奴らは宇宙について話さなくてはならなくなるだろう。宇宙警察は、宇宙市民から絶大な信頼があるからな。」 では何故? 兵庫「だが、話す代わりに……俺達隊長格とリフレイさんは死刑…だろうな。」 ヨキ「はぁ!?」 なっ!!? 兵庫「わかるか?奴らには、それほど知られたくない事情…ってことだ。だが、その心配は今…確実に消え去った。」 …………あ。あのニヤつき………。 ……嫌な予感が………………。 兵庫「難波。」 うわぁ……。 大阪「………はい?」 兵庫「宇宙警察を辞めろ。」 ……………………………………。 大阪「はぃぃいぃいぃぃぃ!!?」
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