第4怪

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    大阪「明石!?」 確かに僕は幽霊部員みたいな隊員ですがぁ!! 大阪「いくらなんでも、今!クビにする必要はないでしょう!!」 ヨキ「いくらクルガルでも……さすがにちょっと可哀相よ………。」 兵庫「阿呆か。」 しかも阿呆呼ばわり……。 大阪「昔はそんなんじゃなかったのに!」 兵庫「何ふざけてんだよ!」 大阪「え。だって冗談でしょ?」 兵庫「あ?冗談なわけないだろ。ただ、クビじゃない。自主退職だ。」 あ。 大阪「前にテレビで見ました。」 相変わらず携帯のですが。 大阪「クビは退職金を払わなければなりませんが、自主退職は退職金を払わなくてもいいそぉです。」 つまり。 大阪「宇宙通貨が必要ない僕に、明石は退職金を払いたくないんです!!」 …………決まった。 兵庫「熱弁のところ悪いが、かすりもしてないぞ。」 ええええ!? 大阪「……あ!皆さんがいるから正直に言いたくないんですね?」 兵庫「うっせぇ!黙っとけ!!言っただろう。宇宙警察が言えば奴らは吐くだろうが、俺達が死ぬ…って。だから、難波が宇宙警察を一旦辞めるんだ。これなら宇宙警察に文句は言えない。」 ああ。なるほど。 兵庫「お前ならデギッドを倒した功績もある。昔と違って宇宙市民のクルガルに対する意識も悪くない。」 ふむ。 兵庫「難波。これに退職届を書け。「私、大阪難波は、一身上の都合により、本日をもって退職させてもらいます。」ってな。」 …………なんか嫌ですが………。 大阪「仕方ありませんね。…………………はい。」 兵庫「よし。んじゃ、お前は只今をもって、宇宙警察を退職した。お前らが証人だ。いいな?」 ヨキ「なんか共犯みたいであれだけど………しょうがないよね。」 ファーム「……俺も証人なの…?」 テルル「証人って……なにがだ?」 兵庫「これから言うのは俺の独り言だ。皆。テキトーに聞いとけ。」 む? 兵庫「あ~。誰か宇宙政府のストックホルムを拉致して、神ん所に行って、恐喝してもう1つの宇宙について聞いてくれないかなぁ?」 ………………………………………………。 大阪「はぃいぃぃぃいぃぃ!!!??」
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