第3怪

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    泣いてるのは置いといて。 なんかハリーポッタ〇のボルデモ〇トさんみたいなローブを着てますね。 まぁ、ハリーポ〇ター見たことないんですが。 まぁ、それも置いといて。 大阪「貴方がファームさんですか?」 ファーム「…………ぁぁ……。」 声ちっさ!! 大阪「えぇ………あか……ネックス。来ました。電話を切りますね。」 プープープー…… もぉ切ってやがった…………。 くそぉ………今度3回程の鬼電をしてやろう。 え?3回じゃ鬼電にならない?? …………確かに鬼の強さはそんなもんじゃないですよねぇ。 え?鬼の意味も違う?? う~む…………現代語は難しいですねぇ。 ファーム「………なあ。クルガル…………。」 あ。すっかり自分の世界に………。 大阪「はい?」 ファーム「この人間から俺を助けてくれ。なんか手首に掛けられた。」 あ……手錠。 愛知刑事「何言ってるか解らんが。オオカミ、コイツが長だろ?暴れられたら困るからな。」 ええええ? 大阪「愛知さん。大丈夫ですよ。彼は…………多分。」 ファーム「おいおい。なんで多分なんだよ…………グス……。」 ええええ? また泣いたぁ?? 愛知刑事「おい。コイツ涙っぽいの流してないか?大丈夫か??」 っぽい……って………。 一応涙ですよ。 愛知刑事「それになんかお前…………顔青くないか?ホントに大丈夫か??」 ファームさん………………確かに水色ですね。 大阪「大丈夫ですよ。彼、元々そぉいう色なんです。」 愛知刑事「…………………だな。お前を見すぎて感覚が鈍ってきたみたいだ。」 ははは。 ファーム「なぁ……無視しないでくれよ………。この手首のやつ外してくれよ…………グス……うぅ………。」 あ……。
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