第3怪

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    大阪「愛知さん。手錠を外してあげてください。彼は長じゃなくて、この壁を直してくれる方です。」 愛知刑事「あ?直す?…………大工かなんかか??」 大阪「いや。大工ではないのですが………。」 愛知刑事「………よし。お前の言うことを信じるぞ。」 カチャ…… ファーム「あ、外れた………んじゃ、取り掛かるぞ。」 う~む……眠そうな目。 大阪「寝不足ですか?」 ファーム「こぉいう目なんだよ……。時間よ戻れ………痛……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……叩かないで………グズ……。」 ええ? 何してんの?? ファーム「……時間を戻してください…………ぬらりひょん………ぃで…………ごめんなさいごめんなさい…………ぬらりひょん様…。」 ぬらりひょん?………って確か…………妖怪の長とかそんな感じの方ではありませんでしたっけ? ボォォォォン!! うわっ!?なんちゅう煙の量!! 愛知刑事「ゲホゲホッ!んじゃこりゃ!!」 ぬらりひょん(以後ぬらり)「ふん。ファーム!余を呼び出す時はしっかり敬語&様付けをしろと言っておるだろうがバカタレ。」 む。煙が一瞬にして消えましたね。 どぉやって?……っていうか………女性…?? 愛知刑事「なんだこのネェチャン?どっから現れた?」 う~む、愛知さん。 もぉ驚かなくなりましたね。 いつの日か愛知さんの神経がまともに戻りますよーに。 ぬらり「ぬ?うぬがクルガルか。よし。うぬをまずは切り捨ててやろう。」 ………………………………。 大阪「うぬ?」 え? 疑問の箇所そこじゃない??
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