最悪な出会い

10/14
前へ
/58ページ
次へ
かなり、辛いんだろうと思う……。 俺、女じゃないし、良く分かんねぇけど……。 見ていられなくて、俺は乗客を掻き分けながらそいつらの居る方に向かった。 そして、俺は、痴漢のヤツの手をとって叫んだ。 「この人、痴漢してマス」 周りのヤツらは、ビックリした顔でこっちを見たりしてる。 車掌に、痴漢したヤツを引き渡した後、俺は、何食わぬ顔でその場を立ち去ろうとした。 流石に、なんか助けたヤツが同じ学校てのは…、気まずい。
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

495人が本棚に入れています
本棚に追加