最悪な出会い

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いや、待てよ。 触っているというより、撫でられている。 ひょっとして、ひょっとすると私、痴漢されてる――。 勘弁してよ―――。 という訳で、今の状況にいたったわけで……。 って冷静に今の状況を語ってる場合じゃない。 周りを見ても、誰も助けてくれる様子もないし…。 後ろにいる痴漢している野郎は、一行に辞める気配がない。 誰かヒーローみたいに参上して、私を助けてくれないかな? 私は、必死に堪えつづけて、今にも泣きそうだった。
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