最悪な出会い

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「どうでもいいけどさ~。 あんたのそのスカート短いんじゃない? だから、痴漢に狙われるんじゃねぇの」 ムカつく―――。 なにさ、なにさ、なにさ。 てっきり超いい人かと思ったけど、全然違う――。 「しっ失礼じゃないですか」 私は、頭を上げてその相手を睨んだ。 背はわりと高くて、髪はワックスでツンツンに立ててある。 顔は、爽やかな風でカッコイイ。 それに、うちの学校の制服着てる。 見たことないな――。 一年じゃないとしたら、二年生か三年生。 どうでもいいけど、この人カッコイイのに性格最悪じゃん。
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