最悪な出会い

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《―Side龍希―》 今日の朝、親父と朝食を食べながら、話をしていると、「早く帰って来い、大事な話がある」と言われた。 大事な話ねぇ――。 どうでもいいけど…。 俺は、分かったといいながら、朝食を食べ終え、準備をし、学校に向かう。 俺は、金井 龍希。 親父と二人暮らしだ。 おふくろは…、俺がものごころつく頃にはすでに居なかった。 だから、顔も名前も全く知らない。 俺は、いつも学校に向かう為、電車を使う。 今日の電車の車内は、すごく混んでいた。 俗にいう、満員電車ってヤツだ。
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