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そして、あの日以来、幼なじみの女子を経由してだが「〇〇から千葉まで」や「〇〇から品川まで」と、結構頼りにされている。
これだけ頼りにされると、とても嬉しく、自分が好きになった。
「頼りにされる人間でよかったな…」と。
しかし、いつの日からか、これはだんだんとなくなっていた。
気づけば全く聞かれなくなった。
これと同時に、私も頼り意識が薄れていた。
なぜかと言うと、まもなく3年
そう、私の友達はみんな受験を考えているから、暇という暇が少なくなっていたのである。
担任の先生も、「受験はまもなくです。いや、もう始まっています」と追い撃ちをかけるように…
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