私の《恋》という名の物…

初…恋?

三日目の朝は修学旅行という楽しい日々の中、朝に部活があった。

私は内心『ふざけんなこのやろう』とずっと思っていた。

しかし、実際やってみると気持ちよかった。

いつも以上にやる気が出て、楽しい気持ちになった。

声出しをやったとき、『Mさんに届け』と考えていたことを覚えている。多分、寝ぼけていたのだろう。部活が楽しいと思う時点でおかしいのだから。

朝練が終わり、食事をした。

パン、目玉焼きなど、家庭的な料理でとても美味しかった。

そして、朝食や歯磨きを終えて、帰る準備を行い、バスで野口英世記念館に移動した。

移動中にJR東日本455系に偶然にもであえた。

455系とは最初で最後の出会いだった。

なぜなら、455系は私が出会った1ヶ月後には廃車になったのだから。

野口英世記念館に到着

他の学校の生徒もいた。どうやら同じ修学旅行らしい。

しかし、この生徒がとんでもない人達で、ちょっとぶつかっただけで、「はあぁ?」と喧嘩を売ってきた。

普通なら「なに?どうかした?」と返すのだが、さすがに今回は修学旅行で、みんなに迷惑をかけるわけにもいかなかったので、舌打ちで収めておいた。

野口英世記念館を見学したあとは高速道路で中学校近くのインターチェンジまで行き、インターチェンジから一般道で各家最寄指定位置まで送ってもらい、各自、帰宅した。

こうして、楽しく、サプライズが起きまくりの修学旅行は終了した。