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そして、ある日
超幼なじみ(ヤバイ)の女子友達が「成田までの電車、教えてよ」と聞いてきた。
もちろん、私は「自分で調べろよ~」と呆れ果てたように返した。
何故、呆れ果てたのかというと、成田までの路線と時刻、運賃等は、もう計5回は教えていたからだ。
正直、頼りにされるのは大好きだが、これくらいになるとさすがに嫌になる。
「お前、またかよ。いい加減、記憶しておけよ。」
と言うと
「記憶力はありませんからぁ~」
と、おちゃらけて返してきた。
しかたないので、いつもと同じように運賃、路線、乗り換えなどを教えた。
成田くらいまでなら頭に入っているので、ささっと書いて、紙を渡した。
「ありがとうね~」
とふざけ半分の言い方で言われたので、こっちも
「一人で、はしゃいで跳ねられるなよな~」
と返したら
「一人じゃないもん」
と言われ
「じゃあ二人?」
と返したら
「うん、あれと行く」
と言って、指差した方向には、なんとあの人が!!!!
かなり焦り
「まじかよ!!」
と思った。
そして、幼なじみの女子があの人を連れて来て、
「〇〇〇(私のあだな)が教えてくれたよ。」
と幼なじみの女子が言う
あの人は
「ありがとうございます」
と私に言ってきた。
私は「はいはい」と普通に返した。
その後、鉄道の事に関して、詳しく尋ねられるようになった。
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