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俺は、頬から指を抜き取った。オマエも動作を真似る。
オマエの左の頬から、血が流れ出すのを、俺は見ていた。オマエは痛がるどころか、俺に不敵な笑みを見せている。
その面が気に食わねえ。
その不細工な面が。
俺は振り返り、テーブルにあったカッターナイフを手にした。
よし、お前も持ったな。その左手に。
今から俺が、オマエを操って整形手術してやる。
ガマン強いお前のことだ。麻酔なんか要らねえだろ?
オマエが再びニヤリと笑うのを見て、俺はオペを開始した。
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