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「イルビィが戻るまで、あたしたちの宇宙船にいる?」
リーパーが鈴木にきをつかい、たずねた。
「ありがとうございます。でも、修理するための木片が欲しいんです。どこかにありませんか?」
鈴木がたずねると、
「おお。それなら近くに木片置き場がありますぞ。案内いたそう。」
ゴルバが楽しげに言った。
「お願いします。」
しばらくして鈴木はゴルバに連れられ、木片置き場に到着した。
木片は乱雑におかれているわけではなく、しっかり大きさごとにわけられてあり、長さも切り揃えてある。
「全部ただなので、いくらもって行っても大丈夫じゃ!」
ゴルバは胸をはって言った。
「わかりました。ありがとうございます。」
鈴木が礼を言うと、ゴルバはにこりとした。
それを遠くから見ていたキロムは
「ったく。ゴルバはお人好しだわ。でも、もしもあのスズキとかいう人間になおすことが出来たらどうする?」
と隣にいたフェイドに話しかけた。
「無論、地球を排除せねば。危険極まりない。」
「そうね。それがいいわ。」
二人は顔を見合わせてうなずいた。
そして二人はどこかに歩いていった。
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