3人が本棚に入れています
本棚に追加
「で、できた!成功だ!」
鈴木の研究スペースで鈴木は飛び跳ねた。
音声で発電し、充電も出来る機械が発明できた。
こんな研究をしていたのには理由があった。
『いつか燃料なしの宇宙船に乗って、宇宙へ旅立ちたい。』
という夢があったからだった。
あまりに無謀だと嘲笑われたりしたが、気にもとめずにここまでやってきた成果だ。
鈴木がふと窓を見るともうあたりは真っ暗だった。
「試運転は明日にするか。」
鈴木はそう呟き、明日に備え、興奮を抑えるようにして布団にはいり目を閉じた。
最初のコメントを投稿しよう!