鈴木の喜び

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「で、できた!成功だ!」 鈴木の研究スペースで鈴木は飛び跳ねた。 音声で発電し、充電も出来る機械が発明できた。 こんな研究をしていたのには理由があった。 『いつか燃料なしの宇宙船に乗って、宇宙へ旅立ちたい。』 という夢があったからだった。 あまりに無謀だと嘲笑われたりしたが、気にもとめずにここまでやってきた成果だ。 鈴木がふと窓を見るともうあたりは真っ暗だった。 「試運転は明日にするか。」 鈴木はそう呟き、明日に備え、興奮を抑えるようにして布団にはいり目を閉じた。
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