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「だが、ソルが間違っていた事は今までに無い…私にとってはソルが言ったというだけでも充分信じる価値はある」
レインがそう言うと、ルナとライズは顔を見合わせ頷いた。
「じゃあ、今回も隊長を信じてみますか!」
「ブルーフェザーを裏切る事になるんだろうな…これ…」
「でしょうね、ですが、皆さんと一緒ならそれも構いません」
三人は立ち上がり隊長室の扉を開ける。そしてルナがスズランとエリスに向かって言った。
「明日、ちゃんと来なよ!」
パタン。
隊長室にはスズランとエリスの姿だけ…エリスはスズランを離し、立ち上がった。
「スズラン、先に戻ってるね…
私もまだ止まりたくないから…」
エリスはそう言って隊長室を出ていった。静かに涙を流すスズランを残して…
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