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「が…何だよ?」
いきなり言葉を止め、考え始めたソルにライズが聞く。
「いや、オレの予想が合っていればかなりの問題になると思ってな…」
「問題って何さ?てか、フライヤーのシステムを利用したってのもよくわかんないんだけど…」
わからない事だらけでいらいらし始めたのか、ルナが不機嫌そうに聞く。
そしてエリスが口を開く。
「もしかして、その『魔力形式』を『飛行術』以外のやつも合わせて複数設定していた、とかでしょうか?」
「半分正解。だが、フライヤーに設定できる魔力形式は安全の為に飛行術一つだけに設計されている…他の設定はできん」
「もしや…」
レインが何かに気付いたかのように言葉を漏らした。
「レインは気付いたか」
「ですが、そんな事が可能なのでしょうか…それに私達には影響ありませんでしたし…」
他の四人をおいてきぼりにしてソルとレインは話を続ける。
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